レーン内での長時間動作停止
SAFE SWIMは、海外を含む世界40か所以上の施設で導入・運用されています。
今回は、世界の導入施設で記録された事例をご紹介します。
プールでの異常は、必ずしも「沈んでいる状態」だけとは限りません。
水面付近にいても、正常に泳げない状態が続いている場合には、早期の確認が必要になることがあります。
事故概要
事故番号:SS-2026-002
発生日時:2026年6月28日 18:06
事故性質:異常静止
対応結果:監視員が遊泳者を補助
遊泳者がレーン中央で水かきを停止し、その場に留まっている状態をSAFE SWIMが検知しました。
18:06:42に動作停止を確認。
その後も有効な水かきや移動が確認できなかったため、18:07:02に監視員へ確認通知を送信しました。
監視員が現場へ向かい、18:07:14に声かけを実施。
確認したところ、遊泳者は脚のけいれんにより正常に泳ぐことが難しい状態でした。
監視員が浮具を提供し、プールから上がるまでを補助しました。
その後、休憩により状態が安定し、追加の処置は不要と判断されました。
「沈んでいないから安全」とは限らない
今回のポイントは、遊泳者が水面付近にいたことです。
一見すると大きな異常がないように見えても、
- 長時間その場から移動しない
- 有効な水かきがない
- 通常の泳ぎに戻らない
といった状態が続いている場合、何らかの異変が起きている可能性があります。
SAFE SWIMは、このような「動きの異常」も継続的に確認します。
AIは身体状態を診断しません
今回、現場確認の結果として脚のけいれんが判明しました。
ただし、SAFE SWIMが「脚のけいれん」と判断したわけではありません。
AIが検知したのは、あくまで「通常とは異なる動きが一定時間続いている」という状態です。
その通知を受け、最終的に状況を確認して対応するのは現場の監視員です。
人の目を補完する安全管理へ
プールでは、多くの利用者が同時に泳いでいます。
監視員による目視確認に加え、AIが継続的に遊泳者の動きを確認することで、異常の早期発見につながる可能性があります。
SAFE SWIMは、
「人の目」と「AIの目」
を組み合わせることで、より安全なプール環境づくりを支援します。
※施設側から事故映像そのものの提供は受けておらず、システムログおよび共有された現場情報をもとに記録しています。
